スキンケアの基本は、正しい洗顔です。
なぜ、洗顔が大切なのでしょうか?
スキンケアの基本は、正しい洗顔の仕方をして、肌の清潔さを保ち、お肌のトラブルを未然に防ぐことです。
顔は、いつも外気にさらされています。外出すれば、車の排気ガスや、砂ほこりなどによって、どうしても汚れてしまいます。
また、外出しなければ、汚れないわけではありません。
それは、皮膚がつねに新陳代謝をして、皮脂を分泌しているからです。
皮脂は、みずみずしい素肌を保つために欠かせない働きをする天然の保湿クリームともいえるものです。
しかし、分泌されてから時間がたつと、酸化したり大気中の細菌の影響を受けて、肌に悪影響を与える刺激物質になることがあります。
きちんとした洗顔は、夜だけする、という方もおられます。
その理由は、「寝ている間に、顔がよごれるとは思わないから、朝は簡単に洗顔するだけで十分。」
たしかに、ほこりなどによる汚れは少ないでしょう。だけど、お肌の新陳代謝が活発になり、皮脂の分泌が多くなるのが、
夜間の就寝中なのです。
就寝中の新陳代謝によって、刺激物質に変化する皮脂が多くなれば、それに比例して不要になった古い角質もはがれ、皮脂と一緒に
顔の表面にくっついた状態になります。
そういったものを、すっきりと落とすためにも、朝、目覚めたら、ていねいに洗顔することが大切です。
夜、就寝前の洗顔が大切なのは、もちろんです。
一日、外気にさらされていたお肌には、汗やほこり、皮脂や化粧品がまじりあって付着しています。
ですから、ていねいにきちんと洗顔して汚れを落とすようにしましょう。
その日、いそがしくて疲れていても、そのまま洗顔しないで眠ってしまうことは、お肌にすごく負担をかけることになるのでしないように
しましょう。
洗顔剤の選びかた
ただ、洗顔さえすれば良いというわけではありません。
あなたの、肌質に合った洗顔剤を正しく選ぶことが、スキンケアの第一歩になります。
衣類でも、素材に合わせて使う洗剤を変えますよね。
お肌は、大変デリケートなものです。
汚れさえ落ちればいいのでしたら、洗浄力の強い洗顔剤でゴシゴシとこすり洗いをすれば汚れは落ちます。
だけど、美しい健康な素肌を保つためには、お肌のうるおいを残し、新陳代謝に悪影響をあたえず、それでいて汚れを落とす
洗顔剤でなければなりません。
また、ニキビのできている人と、乾燥肌の人とでは、適した洗顔剤はちがうでしょうし、素肌のときにほこりが付いただけのときと、
しっかりメークしたときとでも、適した洗顔剤は異なります。
肌質に合った洗顔剤を選び、そのときの肌の状態によって使い分けるのが、最もお肌にやさしい洗顔剤選びではないでしょうか。
洗顔剤は大きく区分すると、次の3タイプに分類できます。
1.石鹸
アルカリ性で、洗浄力にすぐれたものです。洗顔専用には、保湿剤を配合したものや、ニキビ肌専用のものなどがあります。
2.洗顔フォーム(クレンジングフォーム)
顔専用の洗浄剤で、石鹸のもつすぐれた洗浄力と、クレンジングクリームのもつ素肌の保護機能をかねそなえたものです。
モイスチュアライザーとして、油分や保湿剤が配合されていますので、洗顔したあとの素肌がしっとりします。
3.クレンジングクリーム
油分の多いファンデーションなどの、メーキャップを落とすのに適した洗顔剤。
お肌に付いている汚れや、メークを、クリームの中にとりこんで溶解して落とします。
弱酸性から、中性なので、皮脂を必要以上にとりさることがないので、乾燥肌の人も安心して使うことができます。
ふきとるタイプと、ふきとりと洗い流しのどちらでも可能なツーウェイタイプがあります。
その他にも、洗顔ムース、洗顔オイル、洗顔粒子など、さまざまな洗顔剤があります。
他の人が、「良いから」といっても、その洗顔剤があなたにも合うとはかぎりませんし、他にベストマッチのものがあるかもしれません。
また、体調や加齢によっても、お肌の状態は変化してきます。
それぞれの洗顔剤の特徴を知っていると、今、自分のお肌に必要なものがわかり、正しく選ぶことができます。
またそのときのお肌の状態に合わせて、ひとつだけでなく、二種類の洗顔剤を併用したほうが、より効果的なこともあります。
数多くの洗顔剤の中から、あなたの肌質に合ったもの、汚れの質に合ったものをぜひ探し出してください。
かならず、あるはずですから。。。
素肌を美しく保つためのおすすめの洗顔方法
それでは、具体的な洗顔方法をご紹介しましょう。
石鹸でも、洗顔フォームのときも、ぬるま湯をつかいましょう。
だいたい人肌程度、ちょうどよい湯加減のお風呂より、少しぬるめかなというぐらいの温度がよいでしょう。
なぜ、ぬるま湯が良いかというと、石鹸の泡立ちが良くなり、古い角質も落ちやすくなるからです。
冷水だと、毛穴が収縮してしまい、毛穴の中の汚れをすっきりと落とすことができません。
まず、ぬるま湯で、軽く素洗いしておきます。
そして、手のひらで石鹸や洗顔フォームをよく泡立ててから、顔に小さくらせんを描くように、ていねいにやさしく洗いましょう。
力を入れすぎたり、こすり洗いをすることは避けたほうが良いでしょう。
洗顔フォームをチューブからだして、そのまま顔につける方もいますが、手のひらにとって泡立ててから使うようにしたほうが、
きちんと汚れを落とせますし、すすぎの手間もかかりません。
洗顔が終わったら、ぬるま湯でざっと石鹸や、洗顔フォームの泡を流します。
そのあと、流水でよくすすぎましょう。
すすぎのときに、大切なことは、きれいな水ですすぐことです。汚れた水ですすいでいたのでは、石鹸や洗顔フォームの成分が
肌の表面に残ってしまうことがあります。
できるだけ、洗面器に溜めた水を使うのではなく、ほんの少しの時間だけ水を流しっぱなしにして、きれいな流水でていねいに
すすぐようにしましょう。
ひたいの髪のはえぎわや、耳からあごにかけてのラインもすすぎ残しの無いように、よくすすぐことも忘れずに。
すすぎが終わったら、素肌が乾かないうちに素肌を保湿するようにします。
洗顔すると、肌表面の天然の保湿剤の役目をしている皮脂膜も、汚れと一緒に洗い流されてしまいます。
新たに皮脂が分泌されて、洗顔前のお肌の状態に戻るのには、約1〜2時間かかります。乾燥肌の方の場合ですと、もっと時間が
かかり3〜4時間たたないと戻らないこともあります。
この間の素肌は、まったくの無防備な状態です。
お肌のみずみずしさを保つための、フェンスの役目をしている皮脂膜がないわけですから、素肌は乾燥しやすくなり、やがては小じわ
の原因になることもあります。
それを防ぐために、素肌が乾かないうちに、保湿成分の入った化粧水や、乳液・クリームなどで素肌を保護して保湿するように
しましょう。
ただし、脂性肌の方で洗顔した後も、すぐに油が浮いてくるような場合は、収れん化粧水などで素肌をひきしめて、さっぱりとさせるように
しておきましょう。
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